「毎年、救命講習を受けているから大丈夫」は、本当に大丈夫ですか?
- 2022/06/26
- 18:39
「毎年、救命講習を受けているので大丈夫です」心強く頼もしく聞こえますが、毎年受けている講習の内容が、就いている職業や立場に見合った内容か?受講する側だけでなく、指導する側も考えなければいけません。一例ですが、「講習を受ける時間がない」と1時間程度の講習で終わらせる。「救命講習なら何でもよい」と市民向け講習を受講する。これでも受講したことに変わりありません。講習受講にお金をかけれないからと、市民向け普...
施設や団体、組織内での救命講習で気を付けたい事
- 2022/03/21
- 09:12
所属する施設や団体、組織内で救命講習を受講する、開催する。過去、いくつかご依頼いただいて開催した講習の時に感じたのは、担当者や一部の方は受講に積極的でも他の方が講習だから受講するいう意識が少なからずあります。時間も希望する内容にあわせた時間でご提案しますが、普通救命講習より短いことも多く、時間が長いからいいということではありませんが、代表職員が1人~2人手技を体験して終わりということもありました。個...
傷病者が発生した時、目の前、隣が病院だったら。
- 2022/01/08
- 08:48
目の前で傷病者が発生した時、119番通報しようと思ったら、偶然かはさておき、目の前や隣に病院があったら、すぐにそこに連れて行こうと思う、考えることは不思議でもありませんし、判断として間違いではありません。以前、依頼を受けた子どもの預かりをする方向け講習で、自宅の隣が病院だから、預かっている子どもに何かあったら連れて行くので大丈夫ですと言った方がいました。大丈夫ですの根拠と自信はどこにあるか分かりませ...
業務上対応しなければいけない方向けの講習
- 2021/12/31
- 16:43
業務上(職務として)傷病者に対応しなければいけない職種。身近な職種として、学校や幼稚園の先生、保育士、警備員、介護職員をあげさせていただくことが多いのですが、他には客室乗務員、スポーツジムのインストラクター等、このブログをご覧の方の中にも、私の職種はどうかな?まさにその職種だという方もいると思います。上記にあげた職種の方々の全てではありませんが、消防の救命講習を受講するのが精一杯、講習を受けたくても...
救命講習でよく聞く言葉「勇気をもって手を差し伸べましょう」
- 2021/12/30
- 20:07
救命講習を受けた方なら「倒れている人がいたら勇気をもって手を差し伸べましょう」と指導員の方が話しているのを聞いたことがあるという方は多いと思います。消防や普及団体等で主に市民向けに開催されている救命講習の大半は、公共の場や街中、家の中で急に誰かが倒れた場面を想定しているので、倒れている人がいたら勇気をもって手を差し伸べましょうとなります。これが学校の先生、保育士、警備員等、業務上対応しなければいけ...