現場での安全と対応
- 2018/03/19
- 19:42
先月、AHA.ハートセイバーファーストエイドコースを受講してくださった方が先日、交通事故現場に遭遇し、ファーストエイドコースで学んだことを冷静に活かすことができました、でも、こういった時はどうしたらよかったのか?とご相談をうけました。
心停止の人に遭遇して蘇生法して「あの方は助かったのだろうか?」と思うことと同じく、自分の取った行動は正しかったのか?と思うのはごく自然なこと。そういった話しを聞いてあげることは、バイスタンダーの心のケアに繋がることだと改めて感じました。
ファーストエイドコースに限らず、救命講習でも「現場・周囲の状況よし!」と安全確認は、必ずします。安全の優先順位や現場の状況に応じた対応について深く触れることはあまりありませんし、お作法でやって終わりがちです。
ファーストエイドコースでも安全確保に関するお話しをさせていただいてますが、命のバトン浜松では、時間を多めに取って受講者さんの背景に沿った安全確認や現場での対応についてお話ししています。
今回、ご相談いただいた事故ですと、道路にバイクが倒れていたらどかした方がいいか?当事者が119や110番通報できない時は、代わりにしてもいいのか?現場での交通整理は、どこまでやっていいのか?等、コースの中ではまず触れないような内容です。こういった部分は、インストラクターの経験や知識が大きく活かされると思いますが、現場でとった対応の全てが正しいということばかりではありませんし、状況に応じて自分ができる最善のことをするになると思います。必ず止まって何かしなければなないということもありません、通り過ぎる勇気も必要でしょう。
受講者さんは、もし、ファーストエイドコースを受けてなかったら気になりつつも止まることはなかったと。しかし、ファーストエイドコースを受講したことで通り過ぎることなく、負傷者への声掛け等を冷静にできたと聞いた時は、まずは二次災害に巻き込まれずよかった、自分のできる最善の事をよくやったねとその労をしっかりと称え、個々の対応についてアドバイスさせていただきました。
ファーストエイドは、手当の知識や手技が全てではないと思います。自分の安全を確保して通報や傷病者へ声掛けすることも立派なファーストエイドです。
心停止の人に遭遇して蘇生法して「あの方は助かったのだろうか?」と思うことと同じく、自分の取った行動は正しかったのか?と思うのはごく自然なこと。そういった話しを聞いてあげることは、バイスタンダーの心のケアに繋がることだと改めて感じました。
ファーストエイドコースに限らず、救命講習でも「現場・周囲の状況よし!」と安全確認は、必ずします。安全の優先順位や現場の状況に応じた対応について深く触れることはあまりありませんし、お作法でやって終わりがちです。
ファーストエイドコースでも安全確保に関するお話しをさせていただいてますが、命のバトン浜松では、時間を多めに取って受講者さんの背景に沿った安全確認や現場での対応についてお話ししています。
今回、ご相談いただいた事故ですと、道路にバイクが倒れていたらどかした方がいいか?当事者が119や110番通報できない時は、代わりにしてもいいのか?現場での交通整理は、どこまでやっていいのか?等、コースの中ではまず触れないような内容です。こういった部分は、インストラクターの経験や知識が大きく活かされると思いますが、現場でとった対応の全てが正しいということばかりではありませんし、状況に応じて自分ができる最善のことをするになると思います。必ず止まって何かしなければなないということもありません、通り過ぎる勇気も必要でしょう。
受講者さんは、もし、ファーストエイドコースを受けてなかったら気になりつつも止まることはなかったと。しかし、ファーストエイドコースを受講したことで通り過ぎることなく、負傷者への声掛け等を冷静にできたと聞いた時は、まずは二次災害に巻き込まれずよかった、自分のできる最善の事をよくやったねとその労をしっかりと称え、個々の対応についてアドバイスさせていただきました。
ファーストエイドは、手当の知識や手技が全てではないと思います。自分の安全を確保して通報や傷病者へ声掛けすることも立派なファーストエイドです。
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